当科の教育体制

教授メッセージ

慈恵医大産婦人科学講座では日本産科婦人科学会が掲げる「周産期、婦人科腫瘍、生殖・内分泌、女性ヘルスケア」という4つの領域全てに力を入れています。診療や研究はもちろん、若手の育成(教育)も非常に重要であると考え、各分野において日々、先人たちの技術や知識の伝達・洗練を行っております。産婦人科は専門性が強い診療科であるゆえに、その技術や知識の継承には充実した教育が不可欠であり、教育体制が整った環境での研修はきっとあなたの成長につながると思います。皆さんと一緒に働ける日を医局員一同楽しみにしています。

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News

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教育ワーキンググループ(JSEG)について

当講座では2019年より、教育にアツい想いをもった若手医師を中心に、教育ワーキンググループ(Jikei Sparkling Education Group:JSEG)を立ち上げ、若手医師の育成や、教育を通じた初期研修医や医学生に向けての産婦人科の魅力発信を行っております。専攻医(レジデント)教育では

  • ①「産婦人科医としての基礎力養成支援」
  • ②「多様なキャリア形成支援」

の2点を意識した教育体制の整備に取り組んでおり、みなさんが思い描く理想の産婦人科医像に近づけるような支援や環境提供を行なっております。また当講座では教育を提供する側、教育を受ける側の双方が一緒に成長していけるような環境が整っています。

教育ワーキンググループ(JSEG)について

2023年度JSEG活動一覧

2023/4/2 第4回となる新入局員を対象としたハンズオンセミナーを開催し、過去最多の20名の入局者を対象に、産婦人科医としての基本を学びました。

専攻医教育においては指導医とレジデントの教育環境を見える化する目的で「指導医アンケート」と「レジデント明け学年のヒアリング」を行いました。また、今年度は新たな取り組みとして、レジデント約50名を対象に各領域の診療手技の到達度評価や教育環境に関する意見の拾い上げを行い、教育環境改善に向けた活発な議論を行いました。

また、今年度も各領域の勉強会を実施し、アーカイブ保存することで専攻医が学びたい時に学べる環境の充実を図りました。

新たな試みであった女性医学の勉強会は大変好評であり、胎児エコーのビデオカンファレンスも、レジデントがぶつかる壁の一つである胎児スクリーニングエコーについて非常に学びの多い勉強会となりました。

さらには、JSEGでは臨床のスキルだけでなくキャリア形成支援にも力を注いでおります。
今年度より、従来集談会という医局行事内での一企画であった留学報告を、独立した企画として大幅リニューアルさせました。昨今の医師の働き方やキャリアが多様化している時代背景もある中で、どれも大変参考になる内容でした。

研修医教育についても本院ではオリジナルの評価票を用いて研修の活性化を図り、産婦人科の魅力の普及に努めております。
2024年度もJSEGは教育環境の充実に注力していきます。
引き続きご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

JSEGメンバー

笠原 佑太

産婦人科は数ある診療科の中でも専門性が強く、教科書での勉強や独学が難しい科のように思います。そのため、人から人へ伝える技術や知識がより一層重要と私は考えます。当講座の魅力の一つであるスタッフの愛情あふれる人間性により、教育をする側と受ける側が共に成長できる教育を提供していけるよう努めて参ります。学生実習や病院見学などにおいて、皆さんとお会いできるのを心待ちにしております。

長谷川 瑛洋

“楽しむ”継続的に努力し、学ぶ際に1番必要なことは、“楽しい”と思えていることだと思っています。産婦人科は周産期・腫瘍・生殖・ウイメンズヘルスと、女性の一生をサポートできる魅力的な診療科です。しかしそのためには、広い分野の勉強が必要でもあります。その中で、1つでも“楽しい”と思えることが見つけられる教育プログラムになるように、作り上げました。"楽しい”ことを見つけて、一度きりの人生で最高の仕事をしましょう!
慈恵医大産婦人科でお待ちしています。

小田嶋 俊

みなさん!はじめまして。このHPをご覧になっているということは、少なからず産婦人科に興味がある学生・研修医の方々だと思います。産婦人科の魅力は、産科・婦人科・生殖・女性医学と幅広く学べ、医療が実践できることです。そして、そんな皆さんに伝えたいことがあります。「学ぶことが多すぎるんじゃないか?」私もそうでした。確かに多くのことを学ぶ必要があります。でも、そんな不安を払拭してくれたのは慈恵医大産婦人科の多くの先輩方でした。レジデント1年目の不安な自分に昼夜問わず指導していただいた先輩方や、今でも時に厳しく・そしていつでも優しく寄り添ってくれる多くの先輩方。この伝統的な慈恵の教育をこれからも後輩たちに継承していきたい。その気持ちで、JSEGに参加しました。いつまででも、どこまででも、私たちはみなさんの味方です!思い切って、慈恵医大産婦人科に飛び込んできてください!待ってます。

横溝 陵

女性の健康を生まれる前から一生涯にわたってサポートする、そんな産婦人科は学習範囲が非常に幅広く、医学生時代から苦手意識を持つ人が少なくありません。実際に医師になってからも、妊娠の特殊性が心配で、若い女性の診療に不安があるという声もよく聞かれます。我々は、みなさんが医師としてどんな分野に進んでも役に立つノウハウを提供できるよう、当科での研修を通じて学修を支援していきたいと考えております。慈恵の産婦人科で勉強してよかったと思ってもらえるよう、スタッフ一同頑張って参ります。

正古 悠一

学生、初期研修医、後期研修医のみなさんこんにちは。みなさんはどんなことを学び、どんなことにトキメキを感じ、どんなことを探求したいですか?産婦人科は内科系、外科系、救急、社会医学など数多くの側面を持つ診療科だと思います。その中から、我々教育WGのスタッフが若き日に刺激を受けた分野を思い出しながら作成したのが現在の教育プログラムです。皆さんの関心事に合わせ、最低限知っていてほしいことから、まだ世界で研究しつくされていない深みに至るところまで、一緒に勉強しましょう。当メンバー以外の講座スタッフもみんな後輩思いのいい人たちばかりです。ぜひ質問攻めにしてください。興味のある人も、ない人も、待っています。

富田 圭祐

産婦人科の患者さんは急がなければ命の危険が迫る場面もあります.その分とてもやり甲 斐があり,患者さんに「先生ありがとうございました!」と言ってもらえた時はとても嬉 しいです.慈恵医大産婦人科はそういった緊急性のある場面に遭遇してもしっかり対応で きるような教育体制をしっかりと整えています.少しでも慈恵医大産婦人科に興味を持っ てくださった方は是非見学に来てください!一緒に成長していきましょう!

細谷 聡史

産婦人科に少しでも興味のある皆さん、ぜひその気持ちを忘れずに。「揺り籠から墓場まで」という言葉がありますが、産婦人科は「配偶子から次の世代まで」診ることのできる本当に素晴らしい科です。ヒト1人の一生を越えた診療を行うことができ、その中で自分自身も1人のヒトとして成長のできる科だと思います。産婦人科研修を前向きに考えている皆さん、また他科希望だけど産婦人科のことも勉強をしたいという皆さん、、、どんな方もわからないこと知りたいことはいつでもJSEGのメンバーにご相談ください!お待ちしております。

岩井 信之介

「人生そのものが、学習の場なのだ。」トーマス・エジソンの言葉です。 みなさんも学生から研修医になり専攻医になっていく中で日々様々なことを経験し、たく さんの事を学んでいくでしょう。産婦人科は周産期・腫瘍・生殖・ウイメンズヘルスと幅 広く学ぶことがあり、深め続けられることが魅力です。一方、その分野の広さを不安に思 うこともあると思います。そんな不安や悩みを、教育を通して、興味や情熱に変えるサポ ートをできればと思っています。我々も教えることを通して学ぶことがたくさんあります 。ぜひ皆さんと一緒に学んでいきたいと思います。J S E Gのメンバーだけでなく慈恵医大 産婦人科のみんなが待っています! さあ皆さん、一緒に楽しく働きましょう!

ハンズオンセミナー

慈恵医大産婦人科講座では新レジデントの皆さんが必ず直面する、「当直や外勤が不安、、、」「お産のとり方がわからない、、、」「妊婦健診って何をしたら良いの?」といったレジ1ならではの悩みを解決すべく、2020年度からJSEG(慈恵若手教育ワーキンググループ[Jikei Sparkling Education Group; JSEG])を設立し、ハンズオンセミナーなどの形で皆さんの不安を少しでも取り除けるようサポートを行っております!日々の臨床や当直、外勤での悩み/不安はいつでもご相談ください!

2020年度のハンズオンセミナーの様子はこちらから!

※2021年度のハンズオンセミナーを行いました

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