慈恵低侵襲手術チーム(JMIST)では2025年10月10日に、ジョンソンエンドジョンソン株式会社協力の下、腹腔鏡のハンズオンセミナーを開催しました。内視鏡技術認定医取得を目指している人からまだあまり腹腔鏡手術に馴染みのない人まで、腹腔鏡下子宮摘出術(TLH)の手技やデバイスの理解を深め、楽しんでもらうことを目的として開催しました。
今回はレジデント1年目が5人、2年目が2人、3年目が4人、産婦人科4年目が2人、5年目が2人、講師陣5人の計21人が参加し大盛況でした。
2人1組となり、術者と助手の役割を交代しながらTLHの広間膜切開、膀胱剥離、子宮傍結合織処理、腟壁切開、腟断端縫合のハンズオンを行いました。ブタの臓器を用いることで、剥離層を見極めたりトラクションを意識したりと、実践的で大変有意義なセミナーとなりました。なかなか腹腔鏡手術に立ち会う機会のない参加者も、このセミナーを通して腹腔鏡手術への理解が深まり、楽しく実習することができ大満足のハンズオンとなりました。
今後もJMISTでは定期的にウェットラボやアニマルラボを含めたセミナーを開催していきますので、皆様のご参加をお待ちしています!!
