お知らせ

2017.03.05 医療関係者

第101回集談会で国立成育医療研究センターの梅澤明弘先生にご講演頂きました

先日開催された第101回集談会で国立成育医療研究センターの再生医療センター長である梅澤明弘先生をお招きし、「再生医療の現状と展望」というタイトルでご講演頂きました。再生医療の分野では、iPS細胞の樹立がノーベル賞を受賞されたことは記憶に新しく、様々な分野で現在も研究が進んでいるまさに世界最先端の領域です。梅澤先生のチームでは胎児組織由来の間葉系幹細胞を用いた素晴らしい研究に加えて、ヒトES細胞の樹立に成功しており、これらの細胞を心筋や肝臓などのさまざまな体細胞に分化誘導することで臨床応用に向けて日々研究をされております。すでに臨床応用されている間葉系幹細胞移植に加えて、今後はさらにiPS細胞やES細胞製剤の移植によって、現在の医療では治療が困難な多くの疾患が完治する未来が訪れることを力強くご講演頂きました。
梅澤先生、お忙しい中貴重なご講演を頂き誠にありがとうございました。

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