お知らせ

2017.03.05 医療関係者

第5回 東京低侵襲婦人科手術研究会に参加しました

先日東京低侵襲婦人科手術研究会にJMISTスタッフが参加しました。この研究会は今回が5回目の開催となりましたが、その特長として腹腔鏡手術に関する講演が良性・悪性ともに行われるため、悪性腫瘍を専門とする医師だけではなく、良性疾患や生殖補助医療を専門とする医師にとっても充実した内容となっています。今回は良性疾患のセッションとしてチョコレート嚢胞を、そして悪性疾患のセッションとして広汎子宮全摘術をテーマにした2講演がありました。前半ではチョコレート嚢胞の手術時に卵巣機能を温存する工夫を、後半ではまだ先進医療として一部の施設でのみ施行されている腹腔鏡下の広汎子宮全摘術を今後拡大していくための手術手技について、それぞれエキスパートの先生方の講演を拝聴することが出来ました。また特別講演としてロボット手術について学ぶことができ、知識を深めることが出来ました。慈恵医大でも良性・悪性疾患ともに腹腔鏡手術を行う中で、根治性はもちろんですが、合併症を減らし周術期や術後のQOL向上を目指しながら日々取り組んでおります。このような研究会・勉強会に積極的に参加することで知見を広め、より安全な腹腔鏡手術を患者様に提供できるようJMISTとして活動していきたいと思います。
 

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