9月1日-3日の3日間、長崎で開催された第56回日本産科婦人科内視鏡学会学術講演会に参加しました。今回は慈恵医大から口演4演題、示説2演題を発表しました。本学術講演会は産婦人科腹腔鏡領域では最大規模の学会で、今回も他施設に在籍する多くのエキスパートの先生方と交流することが出来ました。慈恵医大は良性疾患だけでなく、婦人科腫瘍も腹腔鏡を用いて診断・治療を行っております。今回の学会を通して悪性腫瘍に対する手術手技を極めるだけでなく、より多くの良性疾患を腹腔鏡手術の適応へと広められるよう他施設のスキル・工夫を学んだ3日間でした。時代の流れと共に、産婦人科手術も低侵襲かつ根治性へのニーズが高まる一方です。慈恵医大としても、安全性を担保しつつ術後の社会復帰・整容性を保てるような低侵襲手術の確立に努めて参りたいと思います。