いつも世界の女性と子供の幸せにために頑張っていただきありがとうございます。
本日は岡本教授に代わりまして、小田嶋が話します。
今日は学会に関してお話します。
まず、10月の第48回日本産婦人科手術学会では多くの先生方にご協力、ご参加いただきありがとうございました。おかげで626名の多くの先生方にご参加いただきました。
今回、学会の事務局長を務めて改めて学会を開催することの大変さを感じました。今までも岡本教授、佐村教授が学会を開催しておりますが、その準備には多大な時間と労力を要し、それを支えてきた多くの先生方に改めて頭が下がる思いです。
今回は佐村先生、岸先生、矢内原先生にご指導いただき、若手が中心となってプログラムを構成しました。主催校は学会ごとに学会テーマやその時の臨床や研究の流れを考えプログラム構成を行います。学会に参加して自分の興味のある講演を何気なく聞くことも多いと思いますが、その背景には主催校や演者の先生方の思い、熱いメッセージが含まれていることを再認識しました。その思いも考えながら学会に参加すると学びが深まると思います。
また、コロナ以降、多くの学会がオンデマンドやハイブリッド開催になりました。コロナ前は、学会といえば現地に参加して学会で勉強し、食事はご当地のものを食べ、空き時間には観光をするなど、その土地を満喫することも楽しみでした。場合によっては、その土地を楽しむことがメインのこともあったでしょう。
ただ、コロナ後にオンデマンドが普及し、家でも職場でも学会参加できるようになり便利になった一方で、現地で参加して感じるその場の熱量・雰囲気は感じにくくなり、また学会で年に何回か会える他施設の先生方との交流も減ってしまいました。特にコロナ頃から入局した先生方は、学会に現地参加するイメージが湧きにくいかもしれません。
しかし、学会の価値は「情報を得ること」だけではありません。現地に行くと、会場の空気、演者の言葉の抑揚、質疑の緊張感、周囲の反応まで含めて体験でき、同じ内容でも記憶への残り方がまったく違います。自分が興味を持っていたテーマが、実際に今どれだけ“熱い”のか、あるいは次の論点がどこに移っているのかを肌で感じられるのは、現地参加ならではだと思います。
学会に現地参加して、同世代の先生がどのような発表をしているのか、今の日本・世界の臨床・研究のトレンドを理解し、新しいクリニカルクエスチョンを思いついたりするきっかけになると思います。発表の組み立て方や質疑応答の受け方を見るだけでも、自分の現在地がわかり、次に何を伸ばすべきかが明確になります。忙しい中でも、まずは「半日だけでも現地に行って、ひとつセッションを集中して聴く」「同世代の発表を一つは見に行く」など、小さな一歩からで十分です。
来年は日本産婦人科学会、婦人科腫瘍学会、産婦人科内視鏡学会と北海道での開催が連続します。ぜひ、現地に参加して学会の熱量・パワーを肌で感じて勉強し、夜は北海道のおいしい食事を楽しみましょう。
今週も頑張りましょう。