皆様、おはようございます。
平素より、患者さんとその家族のためにご尽力いただいておりますことに、心より敬意と感謝を申し上げます。本日は、4月より講座担当教授を拝命いたしました報告を兼ねて、矢内原がボイスを担当させて頂きます。
講座運営に関する所信や今後の方針につきましては、4月以降、改めてお時間を頂戴しお話しさせていただく予定ですが、本日は私事ながら、これまで私が教授を志してきた経緯について、簡単にお話しさせていただきたいと思います。
矢内原家は、家系図で確認できる限り、私の祖父の祖父、すなわち高祖父の代より医業を生業としてまいりました。曾祖父は京都府立医科大学を卒業後、今治にて開業し、祖父は産婦人科医として鎌倉の地で地域医療に尽力いたしました。父は昭和大学にて教育・研究に携わったのち、66歳より祖父の地盤を継ぎ開業医として診療に従事し、現在は兄がその志を受け継ぎ、大船にて地域医療に携わっております。
私はそのような環境の中で育ちましたが、父から常に「医師は生涯学び続けなければならない」と教えられてきました。学生時代にはその言葉の意味を十分に理解できていたとは言えませんでしたが、特にここ数年、臨床・研究・教育に携わる中で、その重みを実感するようになりました。
これは講座の理念である「慈心妙手」にも通じるものですが、患者さんの治療にあたる医師は、常に新しい知識を学び続け、自らを更新し続ける責務があると考えております。そのような思いの積み重ねの中で、学び続ける姿勢を大切にできる場としてアカデミアに身を置き続けたいと考えるようになり、それが私が教授を志した最も大きな理由であります。
まだまだ至らぬ点も多いかと思いますが、皆様とともに学び、ともに成長しながら、講座をより良い方向へ導いていきたいと考えております。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
では、今週も患者さんとその家族のために、最適で安全な医療の提供に努めていきましょう。よろしくお願いいたします。