AIKOU’s voice

2025.04.07

朝カンファレンス

 皆さんおはようございます。毎日患者さんのため、産婦人科講座のため、そして世界中の女性や子どもたちの幸せのために頑張ってくださりありがとうございます。

 昨日、JSEG主催のハンズオンセミナーが開催され、将来が楽しみな若い先生たちと交流できたことをとても嬉しく、また、頼もしく感じました。このような素晴らしい企画を考え、実行してくれた長尾先生、小田嶋先生、正古先生をはじめとするJSEGの皆さんに、心より感謝申し上げます。先生たちのこれからの明るい未来を心から願い、私自身も楽しみにしております。

 思い返せば14年前、私自身が大学に残るか実家を継ぐかで悩んでいたとき、欧州婦人科腫瘍学会(ESGO)のミラノ大会に高橋一彰先生、松井先生、關先生らと参加しました。ミラノの北に位置するコモ湖で、湖の反射光で先生方がキラキラと輝いている姿を目の当たりにし、「自分も大学に残って頑張ろう」と決意したことを昨日のことのように思い出し、今、大学に残って本当によかったなと思っております。皆さんもぜひ一緒に頑張ってまいりましょう。

 さて、桜が満開の季節になりました。桜は本当に魅力的ですね。上品な色合いで温かみを感じさせ、あっという間に散ってしまうその儚さにも心惹かれます。そしてよく桜を見てみると、ほとんどの花が私たちのほうを向いて咲いているようにも見えます。

若い先生たちは先週から仕事が始まり、まだまだ緊張や戸惑いもあるかと思います。しかし、慈恵医大産婦人科講座には、優しく頼れる先輩方がたくさんいます。先輩方は桜の花のように皆さんをしっかり見守っていますので、わからないことがあれば、遠慮なくどんどん質問してください。そして常に患者さんファーストの精神で、最高の医療を提供していきましょう。

それでは、今週もどうぞよろしくお願いいたします。

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