AIKOU’s voice

2025.02.17

朝カンファレンス

 世界の女性と子供のために日々尽力いただきありがとうございます。本日は岡本先生に代わり、伊藤が担当させていただきます。

 先週は乳癌に対するBRCA analysisの遺伝カウンセリングに陪席させていただきました。

カウンセリングでは、経過の確認・家系図の作成・遺伝子変化があった場合にどのようなサーベイランスやリスク低減手術が提案されるのか・血縁者への影響・検査価格・データベース登録についての説明など、沢山の情報を資料を用いて丁寧に説明されておりました。

学生・研修医の頃に教わった乳癌の診療とは大きく変わっており、必要な知識・情報量も多いと感じました。

クライアントは遺伝カウンセリングを通して情報が整理・ご理解され、例えば、「単身なので自分のことはしっかり管理したいので」や「娘がいるので今後のことを考えて」と、提供された情報をもとに受検について判断されていました。

遺伝医療全般において検査や治療の選択肢が複雑になる中、遺伝カウンセリングの重要性はますます高まっていることが実感されました。

また、私としては他の方の遺伝カウンセリングの仕方を聞くことは勉強になり、より一層切磋琢磨していきたいと思いました。

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