AIKOU’s voice

2025.01.06

朝カンファレンス

 毎日、世界中の女性と子どもたちを幸せにするためにご尽力いただき、心より感謝申し上げます。

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
2025年を迎え、医局員の皆さんとともにまた新たな一年を歩み出せることに感謝いたします。
今年は、私にとって主任教授として最後の年となります。この節目の年に、皆さんとともに慈恵医大産婦人科学講座をさらに発展させるよう全力を尽くしたいと思っています。

振り返れば、ここまでの道のりは決して平坦なものではありませんでした。しかし、皆さん一人ひとりの努力と協力のおかげで、多くの成果を上げ、講座の礎を築いてくることができました。今年は、その集大成として、いくつかの大きな挑戦が待ち受けています。

  1. 主任教授としての最後の任務

本年10月に主催する日本産婦人科手術学会は、私にとって主任教授としての最大の責務の一つです。
この学会では、美容医療をテーマに新たな視点を取り入れ、産婦人科手術の未来を示す場にしたいと考えています。この成功は、私たち講座全体の結束力と協力なくして成し遂げられません。皆さんの知恵と力をぜひお貸しください。

  1. 国際的なシンポジウムの開催

2025年には、東京産婦人科学会での「東京北京ソウルシンポジウム」、さらにアジアレベルの「EAGOT」の主催という大きな任務が控えています。これらのイベントは、日本のみならずアジア全体の産婦人科医療における連携を深める貴重な機会です。特に、急速に発展を遂げている中国、韓国との学術交流を通じ、私たちの視野をさらに広げることが期待されます。

  1. 技術革新と教育の深化

今年も周産期、腫瘍、生殖、女性医学のすべての領域で、新しい診療や教育につながる知見を、医局全体で協力して見出していきたいと考えています。それぞれの専門分野における探求と発見が、患者さんへの医療の質を高めるだけでなく、次世代の医師教育における大きな財産となります。講座の一員として、皆さんの独創的なアイデアや努力を最大限に発揮してください。

  1. 医局員の成長を支える環境づくり

皆さんが力を発揮できる環境を整えることは、私の最も重要な責務です。今年も、働き方改革を進めるとともに、国内外での留学支援や研究成果の発表の場を広げ、皆さん一人ひとりが専門性を磨く機会を提供していきます。

結びに

私の主任教授としての最後の一年を皆さんとともに歩むことに大きな期待を寄せています。医局員全員が一丸となり、講座の発展と学会の成功に向けて進むことが、私たちの使命の達成に繋がります。
2025
年が皆さんにとって実り多い年となることを願っています。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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