いつも世界の女性と子供達を幸せにするために頑張って頂き、ありがとうございます。本日は岡本教授に代わり、柳田がロボット手術関係についてのお話をさせていただきます。
本院でロボット手術か導入されて今年で4年目になり、現在までに症例数が140件となりました。本年度は月8件以上のペースでやっているので、年間で100例くらいになりそうです。
先日院内のロボット手術委員会で、現在の院内の術者基準を緩和し、STEP3のないレジデントでもロボット手術の術者になれるようになりました。学会も婦人科の適応術式を増やす方向で動いていますし、今後婦人科領域のロボット手術の領域はさらに発展し、若い世代にも広がっていくと思われます。
しかし、このような新しい技術もいつかは古いものとして置き換わっていきます。今でさえもAIやディープラーニングを活用した自動手術の研究が進んでいるので、そう遠くない将来には簡単な子宮全摘術はロボットが自動で行う時代が来るかもしれません。
ただ、これは手術に限ったことではありません。これからは簡単な診断や定型的な治療方針の決定はどんどんAIに置き換わっていきます。そして、医師はAIができない難しい判断や手術手技だけを求められる時代になっていきます。 特に、若手にとっては簡単な手技をトレーニングする機会が減る中で、高度な判断や、難しい手術手技のみが求められるということになります。そのような時代が来ることを踏まえ、若い世代がすべきことは何かを考えて行く必要があります。
私はふと思い立ち、その疑問をChatGPTに聞いてみました。つまり、”業務がAIに置き換わっていく未来に向け、若手が何をすべきかをAIに聞いてみた“ ということになります。Chat GPTからは次の通り回答が返ってきました。
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若い世代がすべき学習と取り組み
若い世代へのメッセージ
「未来の医療を担うのは皆さんです。これからの時代に求められる医師像を描き、日々努力していきましょう。ただ技術を身につけるだけではなく、技術を越えた『医師としての価値』を自分自身で見つけてください。その価値は患者さんの信頼に応え、医療の未来を切り拓く力となります。」
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以上です。何か参考になることがあるのではないかと思います。
では、今週も頑張っていきましょう。