AIKOU’s voice

2024.10.07

朝カンファレンス

 皆さんおはようございます。毎日世界中の女性と子どもたちを幸せにするためにご尽力いただき、心から感謝申し上げます。

 1か月ほど前、国立がんセンターで研究していた頃のお話をしましたが、今回もその続きをお話させていただきます。前回私は、恩師が非常に厳しい方であることをお話しました。研究生活が始まって4か月が経ち、自分でなんとか研究を進められるようになっても、恩師の先生からは毎日のように様々な指摘を受けておりました。8月に先生とその奥様のラボとで合同納涼会が開かれた際、先生からある突拍子もない課題を出されたのですが、その場ですぐさま行動し、何とか言われた通りに課題をクリアしたところ、先生と奥様には大変驚かれました。それがきっかけだったのかはわかりませんが、以降先生の私への接し方に変化が生まれたように思えました。その時に私は、何事も「結果を出す」ことが大切さなのだと気づきました。それから私は研究で結果を出すために一心不乱に実験に没頭しました。当時私を支え、実験に集中できる環境を作ってくれた家内には今でも大変感謝しております。そのかいもあってCancer Researchというトップジャーナルに2編研究成果を出すことができました。研究は結果を出すことが重要です。臨床ももちろん結果は大切ですし、結果ばかりではなく、そこに到達するまでの経緯や取り組む姿勢など、人間性も大切な要素です。教育もそうだと思います。皆さん、今週も世界中の女性と子どもたちを幸せにするために日々の業務にしっかりと取り組んでいきましょう。今週もよろしくお願いいたします。

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