皆さん、おはようございます。毎日世界の女性と子供を幸せにするために頑張っていただきありがとうございます。
本日は黒田が担当させていただきます。
さて、早いもので8月も終わりました。皆様夏休みを利用して旅行には行かれましたでしょうか。
私が幼い頃は父・母・姉と家族で箱根によく行っていたのですが、実は当時旅行というものは少し苦手でした。準備は大変だし、どこに行っても混んでいるので。ただ、実際行ってみると楽しい、そんな思い出が残っています。
旅と言いますと、皆さま既にご存知かと思いますが、私は渡英に向けて準備を進めております。私にとっては国がん、鹿児島大に続き三度目の留学となります。自分が慈恵医大に入学したときは、旅行に苦手意識のある自分がまさかこの様な状況になるとは全く想像もしていませんでした。
慈恵を出て初めて違う環境で仕事したのは、矢内原先生と行ったカンボジア派遣でした。当時お声がかかった何名かの先輩方が都合がつかなかったようで、私に白羽の矢が立ちました。カンボジアでの経験は私の想像をはるかに超えたものでした。
また、国立がん研究センターへの留学では、基礎研究という臨床とは異なる視点で研鑽を積み、鹿児島大学への留学では県に1つしか存在しない大学病院の役割を肌で感じることができました。
海外派遣や国内留学を通して新しい環境に身を置いて挑戦することで、自分の弱さと向き合い、成長できた気がします。若い先生方も新しい環境が提示されたら、ぜひ一歩踏み出して欲しいと思います。踏み出した先に自分の想像を超えた新しい景色をみることができるはずです。
今回、イギリス留学の機会を作ってくださった岡本教授、竹中医局長、また日頃から相談にのっていただいた一彰先生を始め、すべての医局員の先生方にこの場を借りて心より御礼を申し上げます。
また、海外挑戦は実は私を箱根に連れていってくれた父の夢でもありました。私は医師家系ではありませんが、父は私が小学生のころにカナダへ赴任する話があったようで、色々な事情から断念せざるを得なかったそうです。今回の私の挑戦に関して心から応援してくれており、そんな父に私も感謝の気持ちでいっぱいです。
慈恵医大産婦人科としては初のロンドンということで、何かと大変なこともあるかと思いますが、2度の留学の経験も活かし、自分らしく挑戦し、日本のため、そして文字通り世界の女性を幸せにするために熱いパッションと強い覚悟を持って取り組んでいきたいと思います。
それでは皆様今週も1週間頑張って参りましょう!