AIKOU’s voice

2023.11.13

朝カンファレンス

 皆さん、おはようございます。本日は岡本先生に代わって岸がお話をさせていただきます。
毎日患者さんのために、産婦人科学講座のために、そして世界の女性と子どもを幸せにするために頑張ってくださりありがとうございます。

ちなみに、生殖班は産婦人科内では例外的に男性患者さんのためにも頑張っております。

 先週の木曜・金曜と金沢で日本生殖医学会が行われ、参加してきました。

最近の学会のご多聞にもれず、現地とオンデマンドのハイブリッドでの開催でしたが、現地のみだった昨年を上回る参加者を集めており、この形が一つのスタンダードとなったことを改めて感じました。

オンラインの学会も利便性の面で優れた部分はありますが、今再び現地開催での学会に参加してみると、オンラインとは異なる、学会のハレのイベントとしての性格を強く感じ、気持ちを切り替えて向き合えることの重要さも感じました。

 生殖医療はARTの保険化とそれに伴って多くの先進医療が走っていて、なかには理論的な背景の定かでないものもあるのですが、だんだんとその有効性に答えが出てくるのだろうと思います。

日本生殖医学会の業務で渉外を担当している関係で、今年は海外の方と接する機会も増えているのですが、そういった中である教授がBiological Plausibility(生物学的妥当性)が重要だ」と話されていたのが印象に残っていますし、私もこれは大切だと感じています。

私達も自分達が行っている治療が本当に妥当なものであるかどうかについては、その効果が得られる機序も意識しながら考えつつ行なっていく必要があると思います。

 それでは皆さん、今週もどうぞよろしくお願いいたします。

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