AIKOU’s voice

2023.08.07

朝カンファレンス

 皆さん、おはようございます。毎日、世界の女性と子供を幸せにするために頑張っていただき感謝いたします。

 さて、昨日まで北京大学が主催する学術講演会に招待され講演をしてまいりました。北京大学産婦人科の若手医師との情報交換を行う機会もあり、北京大学病院も見学してまいりました。病院は慈恵と同じぐらいの歴史があるのですが、新しく建て直していないので内装は少し古い感じがしました。しかしさすがというか、診療数の規模が違い、年間3000例以上の分娩を取り扱っているそうで、北京大学の分院の一つは年間7500例以上の分娩を取り扱っているそうです。北京ではホテル以外は現金やクレジットカードは使えず、街中は電子マネーしか使えないそうです。公園の入り口でアイスクリームを売っているおじさんが差し出しているのは電子マネー用のQRコードで、アイス1本を買うのにも電子マネーでした。病院の会計も慈恵のような機械で支払う形式でしたが、電子マネーがメインで一部しかクレジットカードが使えませんでした。日本が戦後右肩上がりで復興し、ジャパンアズナンバーワンという昭和時代を経、失われた30年で経済の勢いが低迷してきているなかで、今回3日間の中国訪問で、今後日本はどのようになっていくのだろうと考えながら過ごしていました。北京大学産婦人科講座の若いドクターと接してみて、中国の厳しい競争を勝ち抜いて北京大学産婦人科講座に所属しているプライドと、今後の自分の人生をより充実するようにするための努力を垣間見て、われわれも改めて見習わないといけないとも感じましたし、日本も今後も世界から忘れ去られないようにするためにしっかりとしたアピールをすること、そして皆さんにも慈恵医大産婦人科講座で働いているプライドを持ってもらい、充実した人生を過ごしてもらえるよう私はさらに努力していかないといけないなとも感じたとても実りのある中国訪問でした。とりとめのない話になってしまいましたね。さて皆さん、今週も120%の力で頑張ってまいりましょう。よろしくお願いしいます!

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