AIKOU’s voice

2022.08.29

朝カンファレンス

 皆さん、おはようございます。毎日、患者さんのために世界の女性と子供を幸せにするために頑張っていただき感謝いたします。

 先週の土曜日と昨日はAsian Society of Gynecologic Oncology (ASGO)が開催されました。日本からも100名を超える先生方が登録してくださり、感謝いたします。そしてその理事会でASGO2025の開催地の選挙があり、東京が上海に大差をつけて誘致に成功しました。田部先生、斎藤元章先生、そして以前慈恵の医局員だった三沢先生がPresentation用スライドを作成してくれて、これがとてもいい評価を受けて東京が選ばれたわけです。ちなみにこちらは杏林大学主催ということで当講座が主催する会ではないのでご安心ください。以上報告です。
さて、そのASGOの若手ワークショップでインドネシアの婦人科腫瘍医の実情が報告されたのですが、婦人科腫瘍医6名、レジデント10名、研修医は50名の構成ですが、毎日100名の婦人科がん新患があるそうで、そのほとんどが進行がんだそうです。臨床、教育で毎日が追われ、そして政府からの援助も少なく、とても研究どころではないそうです。Burn out症候群でやめていくドクターも多いそうです。日産婦が行ってきたようにカンボジアへの教育支援をインドネシアなどに拡大していくことも重要かもしれないと感じました。比較すると日本はとても恵まれていることを実感します。特に当講座では自分の将来を自分でデザインすることができるような流れになってきてます。皆さんにはぜひ自分は何をしたいのか、どのようになりたいのかをよく考えていただきたいと思います。皆さんの期待沿えるように私共も努力してまいります。それでは今週もよろしくお願いします。

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