AIKOU’s voice

2022.08.15

朝カンファレンス

 皆さん、おはようございます。いつも患者さんのため、本講座の発展のため、世界の女性と子供を幸せにするために頑張っていただきありがとうございます!

 先週私は夏休みを取らせていただき、信州の松本城を見てきました。松本城は、昼もとても凛々しい姿でしたが、夜もとても華やかで、お堀の水面に反射したお城の姿と相まってとても幻想的で芸術的な光景でした。
松本城ではお城の歴史も学びました。松本城は江戸時代には無用の長物となり、競売に出され廃城寸前だったそうで、それを二人の方が救ったそうです。
一人は市川量造という方で、当時世界中で開催されていた万博をヒントに、様々な苦労を重ねて松本万博を開催し、それまで立ち入り禁止であった松本城に入れるようにしたそうです。それが多くの人から好評を得、万博は大盛況のうちに幕を閉じたそうで、そこから松本城を保存しようというムーブメントを起こしたそうです。
もう一人は小林有也(うなり)という人で、前述の市川量造をバックアップしていた筑摩県が府県統合で消滅した後、松本城の管理がされなくなってどんどん劣化して傾くようになってしまっていたのを救った人物です。うなりは松本中学校の校長先生で、松本城が朽ちていく姿をみてつらかったのでしょう。松本天守閣保存会を立ち上げて、全国から今で換算すると1億円ほどにもなる資金を集め、大修理を行ったそうです。万博を開催するという大胆な発想力と実行に移す力、そして修理しながら末永く保存していこうという熱意、時代を超えたコラボレーションが生み出されたのは、彼らに美しい松本城に対する熱いパッションがあったからなのでしょう。皆さんもパッションも持って今週も頑張りましょう!それでは今週もよろしくお願いいたします!

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