皆さん、おはようございます。毎日、世界の女性と子供を幸せにするために本当に頑張っていただきありがとうございます。

　先週はWebinar seminarが2回ありました。月曜日は慶應の阪埜先生の座長をしたのですが、阪埜先生は慶應でベストティーチャーを連続して受賞されていらっしゃることもあり、子宮肉腫をテーマにとても明解で説得力のある講演をされておられました。木曜日は獨協越谷の高倉教授の司会で私が卵巣癌の講演をいたしました。高倉教授はご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、当講座で医局長もされていた先生で、実は私ががんセンターとNIHの留学から帰国してからの初めての弟子です。獨協で教授として着実に講座を盛り上げておられ、とても頼もしく感じました。高倉先生と講演をしていると、先生が当講座にいらっしゃった当時をどうしても思い出してしまい感慨深くなってしまったので、講演の時思わず「こんな時が来るとは20年前には思わなかったですね」と発言してしまい、高倉教授にも笑われてしまいました。
水曜日は今度の4月から一緒に働くことになる17名の新入局員の説明会が開催されました。残念ながら面と向かっての説明会とはなりませんでしたが、17名の皆さん、みんなにそれぞれ個性があり、仲も良さそうで団結力の強そうな雰囲気を感じられました。同級生が多いということはとてもいいことですね。同級生が多いと皆がそれぞれ自分の描いている夢を叶えることができます。本日参加してくれる学生の方々、ぜひ本学の産婦人科講座に入ってくださいね（笑）！

　それから、私事になりますが、先週の木曜日に婦人科悪性腫瘍研究機構（JGOG）の理事長に就任しました。日本の臨床研究をますます活性化し、国際婦人科がん機構（GCIG）の卵巣癌委員会委員長として築いてきた人脈を活かしながら、アメリカ、ヨーロッパ、韓国、台湾、中国の婦人科腫瘍医との連携を強化し、そしてアジア全体の産婦人科医療レベルを向上し、世界の女性と子供を幸せにしていきたいと思いますので、皆さん、ますますのご協力をお願いします。さあ、今週もコロナに負けず頑張って参りましょう！