皆さん、おはようございます。毎日、患者さんのために、産婦人科講座のために、そして世界の女性と子供を幸せにするために頑張ってくださりありがとうございます。

　さて、G7サミットが開催され様々なことが討議されたようですが、中国への対応に関しても話し合われたようです。それだけ中国の勢いには無視できないものがあるのでしょう。新型コロナウイルスも抑制しましたし、GDPも過去最高を記録しております。私は国際連携の仕事をしておりますので、北京や上海に行ったことも何度かありますが、上海の空港は成田空港よりはるかに活気があり、上海市内は東京と同等かまたはそれより規模が大きく近代的なビルも並んでおります。最後に訪れたのは3年前でしたが、現地の人は現金やカードは一切使わず、すべてスマホ決済でした。ウェブ上の一部のサービスが使えない制約もあり、多少の不便さもありましたが、現地へ行って直にその場に身を置いてみると、日本で報道されているよりはるかに進んでいる印象を受けました。
さて、サイエンスや医学の点からいえば、Ｇ７サミットなどのような政治とはまた異なり、国を越えてお互いに協力しあい、医学の発展に貢献することがとても大切です。今週の木曜日に当講座と浙江大学産婦人科講座との日中専門家医学交流医会が開催されます。日中医学交流センターから当講座にお声がけくださった話で、なぜ当講座に白羽の矢が立ったのかは定かではないですが、慈恵とほぼ同じくらいの歴史をもつ、中国で北京大学、清華大学に次ぐ超難関大学です。浙江大学産婦人科講座が当講座と今後交流を活発に行いたい旨との言葉もいただいており、とても光栄に思っております。今週の17日木曜日の15時から開催されますので、興味のある方は田畑先生に連絡していただければと思います。それでは今週も張り切ってまいりましょう！