AIKOU’s voice

2021.02.08

朝カンファレンス

 皆さんおはようございます。COVID-19に負けず、毎日、一生懸命に働いていただき誠にありがとうございます。

 先週は日本婦人科がん会議がWebで開催されました。とても素晴らしいプログラムの数々で大変刺激を受けました。卵巣癌治療は昨年の12月に新しい治療ガイドラインが発刊されましたが、この2カ月で2つの新しい治療法が加わり、またコンパニオン診断も保険償還され、早速改定しなくてはいけない状況となりました。一方で、消化器癌や肺癌も婦人科領域のはるか先を行っております。リキッドバイオプシーが今年中に臨床に入ってきますし、今後婦人科の診断についても目まぐるしく変化していきそうです。また先日は、卵巣がんへの新薬の国際会議に招待され出席いたしましたが、今後ますます新しい薬が控えており、これからの目まぐるしい変化がさらに患者さんの助けとなりそうでとても楽しみです。皆さんも折角大学病院にいるのですから、臨床におけるクリニカルクエスチョンに対してどんどん答えを出していく研究をしていきましょう。それには患者さんのお話をよく聞き、どのようにしたら患者さんをさらに幸せにできるか常に考えることが大切です。それでは今週も世界の女性と子供を幸せにするために頑張りましょう!

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