AIKOU’s voice

2020.12.21

朝カンファレンス

 皆さん、おはようございます。毎日、コロナに負けずに患者さんのために、産婦人科講座のために、そして世界の女性と子供を幸せにするために頑張ってくださり心より感謝申し上げます。

 さて、昨日は日本婦人科腫瘍学会専門医試験の二次審査がありました。私も面接試験のお手伝いをすることになったのですが、面接試験の問題は細胞診・病理組織診をしっかりと診断できないと先に進めないことを再認識しました。細胞診・病理組織診の所見を目を凝らして診断し、画像で進行期を推測し、それに最適な治療方針を立て、患者さんの年齢や挙児の有無などのバックグラウンドを考慮し、患者さんに最適な治療を実践していくわけです。日常の臨床業務が細分化されることがだんだんと当たり前になってきた現在、木を見て森を見ずではいけないのですね。全体をきちんと理解しようという努力が必要だと改めて思い、自分自身も反省しました。皆さんにもぜひ、今一度木だけでなく森も見るBird Viewの姿勢を実践していってほしいと思います


 今回のこのvoiceが今年最後のものとなります。年末年始に当直にあたる先生方は本当にお疲れ様です。休めるときはしっかりと休んでいただき、新たな年を迎えましょう。それではコロナに最大限気をつけて、2020年残りの日をよろしくお願いいたします!

 

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