AIKOU’s voice

2020.08.31

朝カンファレンス

 皆さん、おはようございます。毎日世界の女性を幸せにするために一生懸命頑張っていただき誠にありがとうございます!

 昨日は専門医試験が行われました。試験を受けた先生方は試験が終わりほっとしたことでしょう。大変お疲れ様でした。また、今回はコロナの影響のため、専門医試験では初めて試験会場が日本全国に分散されて行われました。その関係で、通常よりもはるかに多くの先生方が日曜日にも関わらず試験の実施に携わってくださいました。試験の実施に携わってくださった先生方のご協力とご尽力に心から感謝申し上げますとともに、専門医試験を受けた先生方、全員が合格することをお祈りしております。
そして皆さんには「慈心妙手」という当講座の初代主任教授の樋口繁次先生の言葉を改めて思い出していただきたいと思います。良医になるには慈しみの心を持つのは当然のこと、何か一つでもいいからいい腕を持たないといけないという言葉です。腕というと手術の腕と簡単に想像できるかもしれませんが、それだけではありません。リサーチマインドとそれを解決するための実行力、現状では治すのが難しい患者さんの病気を近い将来その治そうとするたゆまぬ研究力、そして次の世代を正しい方向に導く指導力などたくさんあると思います。素晴らしい腕を身に着けるには日々努力をしないといけません。与えられて当然という姿勢では残念ながらいい腕は持てません。苦学力行し、奮闘して、全力を尽くして、そして素晴らしい人間力も同時に身に着けないと決していい腕は持てません。産婦人科専門医という資格を得ても常にあらゆる努力を積み重ねていただきたいと思います。加えて、慈恵医大産婦人科講座は紳士・淑女の集まりです。きちっとした身だしなみはもちろんのこと、患者さんに寄り添う姿勢や患者さんに優しい説明、そして患者さんを幸せにしようとする強い意志をもって診療にあたってください。それでは今週もよろしくお願いいたします。

 

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