AIKOU’s voice

2020.01.20

朝カンファレンス

皆さんいつも患者さんのために、世界の女性と子供を幸せにするため、そして産婦人科講座のために一生懸命働いていただき誠に有り難うございます。
 先週は講演で福井に行って参りました。福井は大河ドラマの「麒麟がくる」で注目されている明智光秀が一時期暮らしていたとされ、西蓮寺、一乗谷などが有名なところです。他にも東尋坊、恐竜博物館、あわら温泉などなど有名な観光スポットがたくさんあります。
福井大学の吉田教授は「楽しく活き活きと」という方針で教室をまとめられ、PETや分子イメージングでとても素晴らしい研究をされております。また、大学では唯一HIPECも積極的に導入されております。その吉田先生から教わったのですが、皆さん、自分の右手を見てください。人差し指と薬指の長さ、どちらが長いですか?実はこれらの指の長さは胎生期のテストステロンやアンドロゲンの暴露量に関係があるって知っていましたか?これらのホルモンの暴露量が多いほど薬指が長くなるそうです。つまり薬指が長いと男性脳だそうで、積極的で空間認識能力に優れ、問題解決能力が高く、研究者やエンジニアなどに向いているそうです。人差し指の方が長い方は女性脳で言語能力が高く、文系タイプ、向上心やハングリー精神があり、頼んだ仕事を何でもこなしてくれる頼もしい人だそうです。同じ長さの方は男性脳と女性脳を両方持つバランスタイプで実は女性の多くは同じ長さが一番多いとのことです。感情をあまり表に出さず、協調性が高く、どんな人とでも上手くやっていけるタイプだそうです。ただ一度怒らせると手がつけられないので、取り扱い注意だそうです。これらはあくまでも平均的な傾向だそうですので、個人差はあると思いますが、皆さんはあてはまりましたか?昨年ご逝去された有廣先生は患者さんへの説明の仕方がとても上手な先生でした。私は若いころ今でいうレジデントのころ、有廣先生に説明の仕方について尋ねたところ、有廣先生は患者さんに血液型を聞いたり、カルテを見たりされながら血液型に合わせて患者さんにお話されたそうです。もしかすると指の長さも参考になるかもしれません。外来は多忙でかつ電子カルテを打ち込むために患者さんの顔を見て話す時間が少なくなっております。でも、血液型や患者さんの指の長さを見たりするといったような心のゆとりや患者さんに寄り添う姿勢はとても大切なのだと思います。
それでは今週も患者さんに寄り添ってください。よろしくお願いします!

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