AIKOU’s voice

2019.12.16

朝カンファレンス

皆さん、いつも患者さんのため、家族のため、世界の女性と子供を幸せにするために頑張っていただき誠にありがとうございます。
 先週の週末は金曜日の医局忘年会、土曜日の医局旅行と続きましたが、皆さんお疲れさまでした。若い皆さんのパワーに圧倒されましたが、とても楽しい時間を過ごすことができました。
先週の水曜日はラボミーティングがありましたが、素晴らしい研究が進行しており、とても頼もしく思いました。木曜日はJGOGと韓国KGOG、台湾GOG、そして上海のFudan大学がんセンターとのコアメンバーミーティングがありました。JGOGの榎本会長が精力的にアジアとの共同研究を進めており、このコアメンバーの会議はまさに人間至る処青山ありという言葉がぴったりで、大きな望みを成し遂げるために、どこに行っても活躍しようとする気概を感じさせる人たちの熱い会議でした。これから日本は欧米だけでなくアジアに目を向け、アジアから世界にプロダクトを発信していかないといけないと思います。そのためにも、許される人は日本や慈恵内にずっと留まるのではなく、そこから一歩出て、外に出ることが重要です。
 さて、今週私たちは、金曜日と土曜日に日本産科婦人科遺伝診療学会を国際福祉大学東京赤坂キャンパスで主催します。佐村教授が中心となり念入りに準備を進めてきました。最近、厚労省がHBOC患者の予防切除が公的医療保険に適用する方針を固めたというニュースがありました。また、周産期領域のNIPT、生殖の領域ではPGT-M, PGT-Aなど遺伝診療の重要性が急速にクローズアップされ、産婦人科医にとり遺伝カウンセリングを含む遺伝診療は不可欠の分野となりました。この学術講演会では日本人類遺伝学会、日本遺伝カウンセリング学会、NIPTコンソーシアム、HBOCコンソーシアム等の遺伝診療の分野で活躍されていらっしゃる先生方による遺伝診療の最新知識がふんだんに盛り込まれた講演や遺伝カウンセリングロールプレイを中心としたプログラムを用意しました。とてもタイムリーで重要な学術講演会ですので、皆さんのご協力をお願いします。慈恵らしいホスピタリティーで皆さまをお迎えしましょう。
それでは今週もよろしくお願いいたします。

一覧へ戻る

関連病院・同窓病院のご案内

$(function () { $('.column-accodion').accordion({     otherClose: true,   }); });