AIKOU’s voice

2019.06.10

朝カンファレンス

皆さん、いつも患者さんのため、家族のため、世界の女性を幸せにするために頑張っていただき誠にありがとうございます。
 先週の集談会では女子医大の田畑務先生が講演されました。田畑先生の講演は「妊娠と子宮頸がん」というタイトルで腫瘍領域だけでなく周産期領域にもまたがる丁寧で分かりやすく素晴らしいものでした。また、田畑先生の声はよく通り、聞いていて心地よいだけでなく、随所にユーモア溢れる写真を入れ、皆の心をつかんでいました。土曜日にはご自身の講座主任就任の祝賀会があったのですが、その時のスピーチも皆が「本当に素晴らしい」と絶賛するものでした。医局の皆さんもこれから学会発表だけでなく講演をすることがあると思いますが、ぜひスピーチ力を身に着けてほしいと思います。その際は、田畑先生の講演を思い出して参考にしていただきたいと思います。
 さて、今週の土曜日と日曜日には、日本臨床細胞学会総会がありました。川畑先生、嘉屋先生、発表よく頑張りました。また、竹中先生はシンポジストとしてとても素晴らしい発表をされました。本当に良く準備され、立派な内容でした。小田瑞恵先生もとてもわかりやすい丁寧な教育講演をされました。また、日本臨床細胞学会総会の理事会で2022年の春期大会を当講座が主催することが決定しました。細胞診の世界も形態だけでなく、HPVなどのDNA診断、Single cellのNGSやAIなど新しい技術がどんどん導入され、それが現実のものとなりつつあります。30年前に遺伝子ってなんだと言われながら私は研究しておりましたが、それが今は当たり前のように臨床に応用されております。この細胞レベルでの研究は腫瘍だけでなく周産期、生殖、女性医学においてもどんどん発展していくことは間違いありません。そういう意味でも大切な日本臨床細胞学会ですので、2022年の主催に向けて皆さんのご協力をぜひよろしくお願いいたします。それでは今週もよろしくお願いいたします。

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