AIKOU’s voice

2018.05.21

朝カンファレンス

皆さん、いつも患者さんのため、家族のため、世界の女性を幸せにするために頑張っていただき誠にありがとうございます。
 本日はカンボジアの話をしようと思います。以前、ある病院のカンボジア出身の先生から、手術はどのように計画を立てているのかと尋ねられたので、外来担当のドクターが専用の予定表に手術患者を記入し、毎週月曜日の朝に翌週の手術症例の検討を行っていると答えました。しかし、相手があまり理解していないようだったので、今度は私がカンボジアの手術症例について尋ねてみたところ、大変驚く答えが返ってきました。なんとそのドクターが言うには、原則的に手術患者さんはその日に病院に来てその日に手術をするそうです。カンボジアでは多くの患者さんは遠くから家族とともに来院しており、すぐに手術をしないと入院日数が長くなり家族もその分負担がかかるからだそうです。先日は患者さんが検査や全身管理のために手術まで5日かかったそうで、患者さんの家族からクレームが来たとも話していました。カンボジアでは保険制度が今年から新しくなり誰でも医療を無料で受けられるようになったそうで、患者さんの数が増えてとても手術の予定を組むのが大変になっているそうです。また、現在病院内でのオンライン化がなされていないため、初診患者さんを予約制にするというのも難しいとのことでした。
しかしながら、カンボジア経済のめざましい発展ぶりと向上心に満ち、一生懸命に頑張るカンボジアの人たちの国民性を考えればそのような問題は時間が解決してくれるのではないかと私は思います。また、それには国民の多くが持っているスマートフォンがキーとなるような気がします。カンボジアのドクター全員が英語が堪能というわけではありませんが、それでも皆一生懸命に外国人とコミュニケーションをはかり、知識・技術を吸収しようとする姿勢には感心させられます。ぜひ皆さんも英会話力を身につけて、様々な国の人たちと交流し、知識や技術を深めていってください。今週もよろしくお願いします。

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