AIKOU’s voice

2018.01.29

朝カンファレンス

皆さんおはようございます。毎日、患者さんのためそして世界の女性を幸せにするために努力していただき誠にありがとうございます。
 さて、先週の土曜日は朝から一日医療安全、感染症対策の研修会に出席しました。
事務の方、臨床工学の方、看護師の方、他の科の先生方らと一つのテーマや問題点解決のために意見を出しあい、それをまとめて発表しあう研修会で、予想外に楽しくとても充実した時間を過ごすことができました。研修会では昭和のヒエラルキーを感じさせるようなビデオが流されました。麻酔がうまくいかず、医師が気管内挿管にこだわり、他の選択肢を看護師らが提示したにもかかわらず、結果的に患者さんがお亡くなりになるというイギリスの事例でした。今は職種を超えてお互いに尊重しながら誰でも公平に気兼ねなく意見を述べ、一番適切な選択肢を選ぶのが当たり前になっておりますが、昭和の時代、いえ、ついこの間まではそのようなヒエラルキーの時代だったのかもしれません。
私事になりますが、約30年前に国立がんセンターに留学した時、最初は右も左もわかりませんので、年下の若い研究者に頭を下げながら実験のやり方を教えてもらったり、時には東大から来ていた学生にも頭を下げながら教えてもらったこともありますので、私個人は年齢や職種にかかわらず、気兼ねなく意見を言える環境に対して以前から抵抗はありませんでした。
しかし、アメリカ留学をした時は、特に東海岸でしたので、人種の壁を感じることがありました。レストランに家族で入る時、ドアを開けたら全員白人ばかりで、お店への入りづらさを感じたこともありました。インターナショナルなNIHのラボでも、おそらく最初のうちは何か言われていたのかもしれません。今思えばその時はまだ英語に不慣れでよかったとも思います。しかしそんな中でも、一生懸命真面目に過ごし、自分の納得のいくまで実験をやっていると次第にいい結果が出てきました。そうすると周囲の人の私を見る目が変わり、だんだんとリスペクトしてきてくれるようになったなと感じることも増え、それを励みにより一生懸命仕事ができました。アメリカへ行き自分のことを知る人が全くいないという文化の大きく異なる環境で裸一貫、ゼロからのスタートという貴重な生活ができて本当に良かったと思ってます。日本という島国は現在、国内だけで完結できてしまう便利な面も持ち合わせていますが、これからはそれだけでは過ごせなくなっていくでしょう。医局の皆さんもぜひ自分をリセットしてゼロの状態で頑張っていただきたいと思います。
それでは今週も頑張ってまいりましょう!
 

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