AIKOU’s voice

2015.04.20

朝カンファレンス

皆さんおはようございます。毎日一生懸命患者さんのため、慈恵医大産婦人科講座のために頑張ってくださって誠に有り難うございます。
 皆さんの頑張りのおかげで先週は2泊3日でしたが、遺伝性乳癌卵巣癌(HBOC)の国際研究会に参加してきました。日本からは癌研の新井先生、慶応の平澤先生と私の3人でしたが、世界の流れがさらに新しくなっていることに皆一同びっくりしました。なんと家族歴に関係なく卵巣癌と診断された時点でBRCA遺伝子の異常(生殖細胞germline mutation)の有無を調べることが推奨されておりました。遺伝カウンセラーだけでなく病理医にも協力してもらう体制を整え、腫瘍組織のBRCA遺伝子のsomatic mutationつまり体細胞変異の有無を検索することも奨められておりました。根拠としてはBRCA遺伝子の異常のある卵巣癌症例には化学療法が奏功すること、新しい分子標的治療薬のOlaparibも奏功することより、個人個人にあった最適な治療を提供できるというPrecision Medicineが可能になることです。BRCA遺伝子の検索も次世代シークエンサーを用いる時代に突入しております。
 この研究会には知り合いの外国人も多く、いろいろと研究の話もしてきましが、留学先の交渉もしてきました。スコットランドのGlasgowで、以前サッカーの中村俊輔が所属していたチームがあるところです。以前、国際胎盤学会も開催され、私もGlasgowに行きましたが、伝統も有り、なんといっても人が優しいいいところが印象的な町でした。ぜひどなたかに留学してもらいたいと思います。それでは今週もよろしくお願いします。

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