AIKOU’s voice

2014.08.25

朝カンファレンス

皆さん、おはようございます。いつも一生懸命働いていただき感謝いたします。
 さて、世間では医療技術の発展によるニュースがホットな話題となっております。血液や唾液を対象としたmicroRNAによる13種類の早期がんの新しい腫瘍マーカーとしてのプロジェクトがNEDO, 国立がん研究センター、東レの共同研究でスタートしました。これは研究者の努力と患者さんの協力、また研究をサポートしてくださる人達により基礎データが生まれ、これからさらに臨床への応用へ向けて発展していくものと思われます。またタイでの代理懐胎のニュースもホットです。詳細はまだわかりませんが、医療技術を巧みに使った私利私欲を満たすケースかもしれません。これはモラルを超えた医療をビジネスとする企業が存在することにより子供らが犠牲者となる可能性があるということです。われわれの研究は患者さんを幸せにするための研究であり、私利私欲を満たすための研究ではありません。基本的人権、患者の権利、医療の倫理に基づき、最良の医療を適切かつ十分に提供することを目的とし、臨床倫理に関する方針をまとめた臨床倫理の方針があります。その原則として、1.医学的適応を確認し、最良の医療を行う、2.患者の意志を尊重する、3.生活の質(QOL)まで考慮に入れた医療を提供する、4.患者を取り巻く状況を把握する、5.倫理委員会及び治験審査委員会での審議結果に従った医療を提供するとあります。まず、現在の臨床における倫理の再確認を行いましょう。
 今週は癌治療学会や杏雲病院の坂本先
生が主催されるヒト細胞学会が土日にあります。いよいよ学会シーズンとなりました。抄録提出もこれからたくさんあると思います。今行っている研究における倫理の再確認もしっかり行ってください。それでは今週も宜しくお願いいたします。

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