皆さんおはようございます。いつも一生懸命働いていただき感謝いたします。
さて、 8月でも学会や研究会はありますが、秋からは本格的に学会のシーズンになります。学会に参加するということはどういうことでしょうか?発表する先生、特に若い先生に質問すると、「学会に参加して発表するということは、患者さんから学んだことを形に残して私たちの次の人達に残していく、そういう意味があると思っています。医者の大事な仕事の1つだとも思っています」。という答えが返ってくることが多いです。でも、学会発表があるとはいえ、医師としての仕事が減るわけではありませんし、発表する内容についてきちんと勉強して、知らないことがないようにしないといけませんので、英文論文をはじめに論文をたくさん読み、準備しないといけません。中堅以上の先生方にとって、学会発表は自分のアピールにもなりますし、自分の立場がその学会で、または日本で世界でどのくらいにいるのかがわかります。そしてなにより専門家が集まっているわけですので、同じような仕事をしている人たちと知り合いや仲のいい友達になることもできます。発表をしなくてもLeiterとして指導された方はその演題発表には大きな責任がありますし、発表者も何かあれば助けてくれると期待もするでしょう。でも、そういう立場でなくても学会に参加するだけで最新の知識が入ってきますし、世界の女性を幸せにするためにも自分は何をするべきかなど考えるヒントがたくさんあります。しかし、学会に行くとなると交通費や宿泊費、学会費、食事代などお金はかかります。家族の理解も必要でしょう。さらに病院を留守にするわけですので、外来にしても手術にしても入院患者にしても毎回学会のたびに減らすわけにはいきませんので、留守番の先生は大変になります。働く仲間の理解と協力が必要です。いろいろと大変です。でもこれは全部自分への投資です。この投資がとても重要なのです。われわれ大学病院に属する医師は最先端の医療と患者さんを幸せにする研究と次世代を育てる教育をしないといけません。それは使命なのです。それを充分に理解していただきたいと思います。ぜひ特に本院・付属病院にいる時はカバーをしてくる人の数が多いですので、許される限りなるべく学会に参加してください。さて、学会参加が慣れてくると、発表に関係しないで学会に参加することはポイント稼ぎと、ちょっとした旅行気分での参加ということになります。学会と言えば、それは休みを取る大義名分でもあるわけで、毎年いろんなところで開催される総会に行くのはちょっとした旅行気分でもあります。そういったリフレッシュの目的も実はあるんですね。それは悪いとは言いませんし、学会の合間をみてリフレッシュしたり、その土地の文化に触れたりするのはとてもいいことだと思います。しかし、大切なのはわれわれ大学病院に属する医師の使命は患者さんのための最先端の医療・患者さんを幸せにする研究・そして次世代を育てる教育の実践なのです。学会参加はそれを実践するための自己投資であるということです。さらには慈恵医大産婦人科講座の将来につながり、そして日本・世界の産婦人科の発展につながるということです。皆さん、ぜひよく理解して学会に積極的に参加してください。それでは今週も宜しくお願いいたします。