皆さんおはようございます。毎日患者さんのために、慈恵医大産婦人科学講座のためにがんばっていただいてありがとうございます。
先週は第11回婦人科がん会議に出席するため阿蘇へ行って来ました。昨年の同窓会で特別講演された片渕教授の主催で、内容が非常にすばらしく、隅々までホスピタリティが溢れていました。1番最初に片渕教授により開会の挨拶があり、その後にくまもんが登場して、みんなでくまもん体操をして学会が始まりました。
病理、画像診断、統計のセミナーは非常に勉強になりました。その後も分子標的治療薬の話、HPVワクチンの外国人によるセミナーがあり、懇親会もとても素晴らしかったです。2日目はASCOの報告があり、がん幹細胞、マイクロRNAの講演があり、とても勉強になりました。肺がんや大腸がんは、婦人科がんと比べてバイオマーカーや分子標的治療の技術がはるかに先を行っているので、肺がん、大腸がんのクリニカルディスカッションは大変参考になりました。ランチョンセミナーは日本製薬医学会の理事長でいらっしゃる今村先生のお話でした。女性の方で、ちょうど片渕先生の同級生ということでした。熊本大学を卒業されてから、慈恵医大の整形外科に5年ほどいらして、ボストンのDana-Farberに留学されて、また慈恵に戻られて博士号をとってからロンドンへ行かれて、それから製薬企業に入られて…というご経歴で、医者でもあり製薬企業の経験もあり、今後どのような臨床試験をやっていくべきかということを客観的にアドバイスしていく立場の方だそうです。その方から、今求められている臨床試験の理想とはなにかというお話があり、今の問題点、今後の方向性をわかりやすく説明してくださいました。その後、若手の教育セミナーから生まれてきた若手医師発動の婦人科のtrialの話があり、田部先生も一生懸命その経験者として、先輩としていい話をされていました。この会議はとても充実したいい内容で、本院からも高倉先生と鈴木先生が参加されましたが、特に9月から学会シーズンになりますので、このような会議、研究会や学会にはぜひ積極的に参加してもらいたいと思います。今週もよろしくお願いいたします。